山口県萩市の果物栽培が盛んな山間部の小川小学校で10日、児童が自分たちで育てたブドウを地域の人に販売しました。
商品は実りの時期を迎えたナガノパープルです。地域の人からの評判も上々です。
市場価格の半分とあって飛ぶように売れていました。
購入者
「安いと思います。こんな立派なブドウをお店ではこんな安い値段では買えないなと思います」
学校では地域の果物の魅力を発信する活動に取り組んでいます。児童は生産者の指導を受けながら、果物を育ててきました。
昨シーズンはアライグマやカラスに、果実をすべて食べられたということです。今シーズンはブドウ園に入れないように隙間なくネットを張るなどの対策をしたため、被害は出ませんでした。
小川小6年の児童
「誰かが通ったら音が鳴るものを付けたりとか、カメラを付けたりしました。笑顔でおいしいって言ってくれたりとか褒めてくれたりする」
小川小6年の児童
「実ができるまでの作業が楽しかったです。今まで育てたかいがあったと思います」
今後はシャインマスカットやナシの販売も計画しています。