シングルス世界ランキング 中国が独占状態も“張本兄弟”が次々に撃破

南波キャスター:
“絶対王者”中国の壁といわれています。中国は、パリオリンピック™において、卓球の男女5種目全てで金メダルを獲得しました。

卓球のシングルスの世界ランキングの男子では、1位から5位まで中国が独占し、張本智和選手は9位でした。

女子では1位から4位までを中国の選手が独占していました。5位に早田ひな選手、7位に張本美和選手となっていました。世界のトップは中国が独占しているような状況です。

ただ今回、世界ランク7位の張本美和選手(16)が、女子シングルスの準々決勝で、世界ランク6位の中国の選手を3対1でやぶりました。

さらに、女子団体決勝では、第1試合で世界ランク4位の中国の選手を3対2でやぶり、4試合では世界ランク1位の中国の選手を3対2でやぶりました。

さらに男子シングルスの決勝で、世界ランク9位の張本智和選手(21)は、世界ランク3位の中国の選手を3対1でやぶって優勝しました。

中国のSNSで「張本兄妹の時代がやって来た。中国は今後数年間、大きな挫折に見舞われるかもしれない」と書かれるほど衝撃を与えています。