秋のむくみ 今からできる対策は? 医師おすすめのストレッチ
良原キャスター:
この先も1日を通して気温差の大きい日が続く見通しです。20日(日)は最高気温20度、最低気温13度となり、季節が冬に進みそうなので、注意が必要になりそうです。

高山医師は「秋のむくみ」対策として、▼ぬるめのお湯に入浴、▼冷たい飲み物を飲みすぎない、▼ストレッチが効果的としています。

【(1)イスに座ってストレッチ】
・イスに座って右足の膝上に左足首を乗せる
・左足のつま先を掴んで自分の体の方へ、足首を伸ばすように10秒ほど引っ張る
・次につま先と踵を持って、つま先を脛の方へ10秒ほど引っ張る
・最後に呼吸をしながら、足首をゆっくり大きく回す
・朝起きたときや帰宅後などに行うと良い
→股関節の周りなども柔らかくなり血流が良くなる

【(2)立ったままのストレッチ】
・イスがなくても良いが、転倒防止のためイスの背もたれに手を乗せる
・かかとをゆっくり上げて、ゆっくり下ろす(10回1セット)
・足の親指に力がかかるように
・お腹、お尻に少し力が入るように体幹を意識する
・体が前のめりにならないまっすぐな姿勢で行う
・30分~1時間、座っていた場合に行うと良い
→ふくらはぎの筋肉をギュッと締めることで、滞ってる血流が動く
ホラン千秋キャスター:
ストレッチはどちらを先にやったほうがいいですか?
高山医師:
(1)イスに座ってストレッチをしたあとに、(2)立ったままストレッチの順番で行ったほうがいいかもしれません。
むくみが続く場合は病気のサイン?

良原キャスター:
対策をとってもむくみが解消しない場合もあるそうです。高山医師によると、「むくみがなかなか治らない時は病院へ。病気が潜んでいる可能性もある」といいます。
▼血管がコブのような状態になる「下肢静脈瘤」、▼血管に血の塊ができる「深部静脈血栓症」などのリスクがあるということです。
高山医師:
むくみが持続的に続くときは、病院に相談をしてください。
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<プロフィール>
高山かおるさん
済生会川口総合病院 皮膚科医 足育研究会代表
「足」に特化したフットケア外来なども行う














