2024年は南半球で感染拡大…日本でも要注意!?

 まず、近年のインフルエンザの感染状況を振り返ります。大阪府の定点当たりの患者数を見ると、2022年はインフルエンザの感染拡大はほとんど見られませんでした。この年はコロナ禍の真っ只中で、感染症対策が徹底されていたことが背景にあります。2023年は1月から2月にかけて感染が拡大し、さらに5月に新型コロナウイルスが5類に移行したこともあってか、秋から冬にかけての感染増加も見られました。

 そして2024年、9月時点では去年ほどの流行は見られませんでした。この理由について関西福祉大学の勝田吉彰教授は、日本ではコロナ以降、感染対策がある程度続いていることを挙げています。

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 一方で、2024年は南半球で感染が拡大しました。日本が夏の間、南半球は冬でインフルエンザの感染シーズンを迎えます。そのため、南半球での感染状況は日本の冬を予想する一つの指標になるとして、日本でも要注意だということです。