髙田旭人社長の考えは?

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遺構の出土・保存について、ジャパネットホールディングス代表取締役社長兼CEOの髙田旭人氏は会見で以下のように述べています。

ジャパネットホールディングス 髙田旭人代表取締役社長兼CEO:
「被爆遺構の話は(発見)当時私も聞いていた」
「我々の立場としてはなかなか判断できないのが正直な所。最終的には市の判断に従ったことになる」

「平和はすごく表現が難しいし、何をもって平和活動とするかは人それぞれ。我々が考える平和はスポーツを通して『今の瞬間を楽しむ』こと。この場所で皆さんが生きる楽しみを作ることが、我々の考える平和に対してできることだと思っている」

「スタジアムシティプロジェクトが始まった時に、長崎である以上『資料館のようなものを中に作るべきではないか』、という議論は社内であった。しかし既に平和の歴史を残し語り継いでくれる施設が市にはあって、今から新しいものを作るよりは、ここにたくさんの人に来て頂いて、そこに行きやすい環境を作ることの方がトータルではプラスではないかという判断で、そういう施設は入れていない」

「ここに来る方はスポーツ、音楽を楽しみに来る。その中に戦争の悲惨さを思い出すものを展示することがバランスとしていいのか、すごく悩んだ。実際に広いスペースを取って展示すべきじゃないか、私も最初そう思っていた。ただ、ここでは今これからを楽しみ、宿泊する中で周りを見る、そういう形で平和を考えてもらう方がバランスがいいのかと思う」

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