出席を理由に“公認”も

現在も「党員資格停止」処分が続いている西村氏と下村氏が「非公認」となるのは既定路線でしたが、「半年間の党員資格停止」が明けた高木氏や、それより軽い処分だった萩生田氏や平沢氏や三ツ林氏も土壇場で、「非公認」となったのです。

石破茂 総理(9日)
「党内融和を私は優先するつもりはありません。党内融和よりも、国民のみなさまの共感を得るということが大事」

裏金問題への対応で「国民の共感」を得られない状況への危機感。いわゆる裏金議員に対して「非公認」のカードを切ったのです。

一方で、萩生田氏らと同様の処分を受けていた松野氏と二階派幹部だった武田氏は、政倫審に出たことを理由に「公認」されました。

そして、戸惑いを隠せない人たちも...

非公認とされた 小田原潔氏
「理由は、説明は受けていません」

非公認とされた 細田健一氏
「正直いい加減にしろという気持ちはありますけれども」

派閥幹部ではなく、裏金とされる不記載額も相対的に少なかった、小田原潔氏、菅家一郎氏、中根一幸氏、細田健一氏、今村洋史氏、越智隆雄氏も追加で非公認になりました。