就任から、わずか8日。戦後最短の日程で衆議院を解散した石破総理。事実上の選挙戦がスタートしましたが、裏金議員の処遇をめぐり波紋が広がっています。

「大変さ、厳しさは増す」 選挙直前に“非公認”相次ぐ

10月11日、福井県敦賀市では…

「“禊ぎ”はらえたまひし時に…」

「禊ぎ」とは、罪や穢れを洗い流すこと。選挙に勝てば「禊ぎ」となるのでしょうか。

自民党・安倍派の幹部だった高木毅氏は、支援者を前に慌ただしく動き回りました。

自民党 安倍派元幹部 高木毅氏
「今回、特に“非公認”ということで、大変さ、厳しさは増すと思います」

裏金問題で自民党の公認を得られず、無所属での出馬です。

他にも、選挙直前になって急転直下の「非公認」が相次いだのです。

(衆議院本会議・9日)
「日本国憲法第7条により衆議院を解散する」

万歳と怒号が交錯する中での解散でした。

事実上の選挙戦がスタートするなか、解散当日まで、自民党は、いわゆる裏金議員の公認問題で揺れました。

自民党 萩生田光一 元政調会長(7日)
「正式にまだ聞いていないので、決まったらきちんとコメントします」

自民党 平沢勝栄 元復興大臣(7日)
「失言しちゃうと終わりだから」