天皇皇后両陛下の長女・愛子さまは、初めての単独の地方公務として佐賀県を訪問されています。「少し緊張している」としながらも、終始笑顔で公務に当たられました。
つい先程、寸劇を鑑賞された愛子さま。
勤務先=日本赤十字社を設立した佐賀の八賢人、「佐野常民」がテーマで、愛子さまは「演じる時、心がけている事は何ですか?」などと尋ねられていました。
愛子さまは大学を卒業後、活動の幅を広げられています。
今回は、成年皇族として初めておひとりで臨む地方公務。きょう午前、知事らから出迎えを受けられると、22歳らしい本音も。
「少し緊張しておりますが、2日間どうぞ宜しくお願い致します」
ピンクベージュのツーピースに髪はアップと、上品な装い。空港前に集まった人たちからは、たくさんの歓声が送られました。
佐賀県庁で出迎えたのは…
「何歳ですか?」
園児
「5さーい」
地元の幼稚園児です。
「どんなことをするのが好きですか?ビー玉ころがし?」
園児
「ビー玉ころがし。いっつもやってる」
思えば3月。三重県を訪問された際、「行ってもいいのかしら?」と向かわれた先には…地元の子ども達です。子ども達にも優しく接されていた愛子さま。
きょうも目線の高さを合わせ、和やかに言葉を交わされました。
記者
「愛子さまとお話ししてどうだった?」
園児
「楽しかったです」
「かわいかった」
きょうはその後、「国民スポーツ大会」の競技場へ。出迎えに、「天気もよろしくて」「心も熱くなって」などと笑顔で話されました。
愛子さまは時折メガネをかけながら、陸上競技を熱心に観戦されていました。
笑顔を絶やさなかった初日の公務。愛子さま初の単独地方公務は、あすも続きます。
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