31文字に思いを込めます。
子どもたちに短歌の魅力を伝えようと、山口県宇部市在住の歌人が地元の児童に短歌を教えました。
宇部市の岬小学校で行われた短歌教室には、6年生26人が参加しました。
短歌では5、7、5、7、7の31文字の中で、感じたことなどを自由に表現します。
岬小学校では言葉や想像力のすばらしさを伝えようと、去年、短歌クラブを作るなど短歌に力を入れています。
歌人 堀静香さん
「短歌とは、私の目で見たこと、感じたことを受け止める器である」
講師は、国語の非常勤講師をしながら歌人やエッセイストとして書籍の出版など活躍する堀静香さんです。
授業の前半では短歌の紹介やクイズをし、そのあと実際に短歌づくりに挑戦しました。
テーマは「おつかれさま、ごくろうさま」
児童らは家族やぬいぐるみなど、思い思いの人や物に思いをはせながら短歌を詠みました。
児童
「ボールさん、いつもけってて飛ばないよ、だからもっとね、ボール飛んでよ」
児童
「ゆれる船、ポケットから出す千十円、ぼくは言ったよ、「ごくろうさま」と」
児童
「しょうらいは、自分でたんか作ってる、まだ分からない、自分のみらい」
歌人 堀静香さん
「純粋に短歌って楽しいとか面白いって思って、卒業してからも心に短歌とかを携えていってくれたらなって思います」
詠まれた短歌は児童全員分を雑誌に投稿するということです。
注目の記事
各地で急増する空き家 大牟田市で強制撤去前に火災も発生 撤去が進まない背景と課題とは

“税”めぐる議論が本格化…「住宅ローン減税」「“年収の壁”引き上げ」など“高市カラー”にじむ減税政策で国民負担どうなる?一方で財源は【news23】

気象庁「冬らしい冬」発言には“油断禁物”のメッセージ? 年末年始の天気どうなる【Nスタ解説】

全国初「学長のおごり自販機」高知大学に設置 費用は学長の“自腹”で「あること」をすれば飲み物が無料に

残る唯一の系統《北海道犬》5匹の子犬誕生 年間繁殖数は約7000匹⇒100匹 飼育を続けて半世紀…血統を守ろうと奮闘する80歳男性

「手相が変わる」ってホント? 運勢をみるだけじゃない!手相が示す健康状態と生活のクセ「医学」と「占い」それぞれの解釈









