意外と知らない「ひも靴を正しく履く方法」
MC恵俊彰の悩みは、「甲高・幅広でドンピシャな靴に出会えない」こと。
恵俊彰:
60年近く生きてるんですけども、「もうこの靴は手放せない」みたいな靴に1回も出会ったことがない。どこかを妥協しながら履いています。
林美樹氏:
幅がきついのは耐えられないから、大きめを買うしかないんですよね。大きめで選ぶので多分かかとが少し動いちゃうんじゃないかと思うんです。それで靴擦れが起きているかもしれない。
さらに林氏が指摘するのは、靴を正しくはけていない可能性です。
林美樹氏:
靴ひもを閉めたまま脱ぎ履きしていませんか?
きちんとひもを解いて履いて、履いた後締めていますか?
恵俊彰:
いや、してないです。結んだままで履いてます。
林美樹氏:
本当は結んだままで脱げるわけないんです。靴がゆるいんですよ。
そこで、ひも靴の正しい履き方を教えてもらいました。
林氏によると、靴ひもを結ぶときのポイントは「甲」の部分をギュッと締めること。

〔1〕ひもを緩めた靴を履き、かかとを地面につけてつま先を浮かせる
〔2〕3番目のひもからギュッと締めて、甲の部分をしっかりホールドさせる
〔3〕一番上のひもは強く引っ張らず普通に結ぶ
ついついやりがちですが、足首のひもだけ結びなおすのはNGです。
左足をいつもの結び方、右足を習った結び方で履いて歩いてみると・・・
恵俊彰:
全然違いますね!左足は滑ります。右足は全然滑らない。
締める場所を、僕は間違ってたんですね。
弁護士 八代英輝:
スキーブーツも甲の部分をしっかり締めると、滑りが全然変わりますよね。
(ひるおび 2024年10月3日放送より)
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<プロフィール>
林美樹氏
最上級シューフィッター
35年間横浜そごうの靴売り場を担当
靴と足のコンサルティング「シューズアテンド」代表