40年前は、投票用紙を一枚一枚開いていた…
この投票用紙は、1980年代に自治体が抱えていた課題がきっかけで開発されました。
鹿野さん「当時は紙ベースの投票用紙が使われていた。(開票の)時間がすごくかかるみたいで、何とか開票時間を圧縮させるいいアイデアはないかと」

実際、一般的な紙が使われていた時代の開票作業は票を開いてまとめるのに手間がかかっていました。それが現在では、投票箱から出て来た用紙は既に開いた状態になっています。
その実力を一般的なコピー用紙と比較してみると、一目瞭然。
折り曲げた状態から手を離すと、コピー用紙は折り曲げた形のままですが、投票用紙はすぐに半分以上開いた状態になりました。
これが、開票作業の効率化につながっています。
