怪我との戦いは「怖いけど、こわ楽しい」

1本に懸ける想いが強いからこそ、常に失敗と隣り合わせとなる。それは怪我の恐怖との戦いでもある。
 四十住選手は去年5月、オリンピック1年前の大事な時期に右膝の靱帯を断裂していた。それでもメンタルは前向きだったという。

四十住:
怖いけど、こわ楽しいです。ずっと怖くて乗れなかった技が乗れた時は嬉しくて楽しくなるし、それでいい成績を獲れた時はもっと嬉しいです。

パリ五輪後「初めてカラオケ行った」

Q:パリ五輪の後、休む時間を作った
四十住:

旅行も行ったし、行きたい所も結構行って、初めてカラオケ行ったりとかいろいろしたので、本当に楽しいです。

パリ五輪後「初めてカラオケ行った」

Q:今までにこれだけ休む時間を作った事は?
四十住:

いや、ないです。初めてです。(怪我で休むのとは)全然違いますね。やっぱり体も動くししたい事できるし。1回何も考えないで、海に入ったりとか、京都行ったりとか、いろいろしてます。

綺麗に滑る人がいないので、そこに行きたい

Q:4年後に向けては
四十住:

ニュートリックも必要だけど、やっぱり20歳を超えてくると怪我をしやすくなるので、トレーニングだったりとか、あと技の質を上げたりとか。みんな、なんか、すごい技があるけど、(技が)綺麗な人って、なかなかいないので、その辺をちょっと強化していきたいなと思ってます。
 迫力がある選手はいっぱいいると思うんですけど、女子では綺麗に滑る人がいないので、そこにちょっと行きたいなって思ってます。