事実上の選挙戦がスタートしました。北九州市の東側、門司区・小倉北区・小倉南区をエリアとする福岡10区は激しい選挙戦が予想されています。
前回議席を獲得した立憲民主党は共産党との共闘が崩れ、議席奪回を目指す自民党は保守分裂の状態となっています。
裏金に対抗か 無料の国政報告会を開いた前職
衆議院解散から一夜明けた10日、立憲民主党・前職の城井崇氏(51)は朝早くからJR小倉駅前の交差点で道行く人にあいさつをしていました。
立憲・前 城井崇氏(51)「前衆議院議員のきいたかし本人です」
地域のイベントなどに顔を出して1人でも多くの支持者に会おうと臨時国会の間も、北九州と東京の間を毎日のように往復してきました。
9月には入場無料の国政報告会を開き、パーティー券を巡る裏金問題に揺れる自民党との違いを強調して支持固めを図ります。
前回選挙は約3500票差だった
城井氏は、前回の選挙でおよそ3500票差で自民党の候補を破りましたがこの時は共産党との共闘でした。
今回は共産党との共闘関係が崩れ、その分、票を減らす可能性があります。

立憲・前 城井崇氏(51)「私は必ずしもそうは思っていません。この3年間、国政野党の地元での右代表としてやってきました、今回臨むにあたっても、石破自民党政権に対抗する野党の軸の中心を担うという形で訴えを続けています」