今年の「SENDAI光のページェント」は12月6日から25日まで20日間、開催されることになりました。点灯区間は、例年より短い定禅寺通の450メートルです。

実行委員会は10日、会見を開き、今年の光のページェントについて「未来へ(あすへ)つなぐ光彩」をテーマに12月6日から25日までの20日間開催すると発表しました。

点灯区間は、市民会館前から国分町通までのおよそ450メートルです。実行委員会は今年の区間をクラウドファンディングの結果次第で決めることにしていましたが、目標額に届かず、コロナ禍前に比べ3分の2の規模となります。電球の数は、去年よりおよそ5万球少ない45万球です。

2024SENDAI光のページェント実行委員会 丸山哲史実行委員長:
「なんとかしてこの苦難を乗り越えて、仙台の象徴的なイベント温かな光を10年20年先も続けていきたいと思いを込めて『未来へ(あすへ)つなぐ光彩』というテーマを掲げた」

また仙台市役所の建て替えで例年イベント会場としていた勾当台公園と市民広場が使用できないため、西公園に大型のオブジェやフォトスポットを設置します。ページェントの点灯時間は、月曜から木曜が午後7時から、金曜から日曜は午後6時からで、12月24日と25日は午後6時から点灯されます。

仙台の冬の風物詩光のページェント、コロナ禍前の2019年までは市民会館前から東二番丁通のおよそ700メートルに渡ってケヤキに光りが灯されました。しかし、その後は感染症対策や資金不足により区間の縮小などが続いています。おととしと去年は、三越前から定禅寺ガーデンヒルズ迎賓館前までおよそ600メートルでした。今年はさらに短い市民会館前から国分町通の450メートルとなります。実行委員会は募金やクラウドファンディングで資金を募り未来に繋げたいとしています。