青森県内の8月の有効求人倍率は1.12倍で、前の月と同じ水準でした。1倍超えは41か月連続です。

青森労働局のまとめによりますと、8月の県内の有効求人倍率は1.12倍で前の月と同じ水準でした。

求人数より求職者数が多い倍率「1」を超えるのは、41か月連続です。

ただ、9つあるハローワーク別では野辺地が1.7倍、十和田が1.42倍などとなる中、五所川原が0.7倍と地域間で開きがあります。

また、新規求人に対する採用の割合を示す充足率は14.6%で、前の月から1.8ポイント減少しました。

業種別では、運輸業、郵便業などで採用が増加しましたが、建設業や卸売り・小売業、宿泊業などでは減少し、人手不足が続いています。

青森労働局では「引き続き、物価上昇などが雇用に与える影響に留意する必要がある」としています。