そこで被災地に向かうボランティアを大槌町が支援することで支援の輪を広げることができないかと考えました。

(兼沢幸男さん)
「町として防災対策の一環で支援に行く人に活動資金を出すよ。そうすると活動に行く人の負担が減るじゃないですか。町としては町の中で何か有事の際はその人たちがプレーヤーとして町を守るというふうに繋がっていくんじゃないかなと」

兼沢さんは東日本大震災の被災と、復興で経験した知恵や工夫を役立てながら今後も能登で支援活動を続けることにしています。