9月、記録的豪雨に襲われた石川県能登地方で大槌町の会社が支援活動を続けています。地震と豪雨の被害を受けた被災地の状況や復旧・復興の課題について現地から戻った会社の社長に話を聞きました。

岩手県大槌町でシカ肉の加工などを行う会社を経営する兼沢幸男さんです。
9月27日、仕事仲間ら3人とともに豪雨災害に見舞われた石川県の被災地にボランティアに向かいました。


兼沢さんの会社は能登半島地震が起きた1月から7月まで月に1度、石川県に出向いて被災者のための炊き出し支援を行いながら、現地の人たちと交流を深めてきました。

(兼沢幸男さん)
「せっかくね。ここからだというところで(復興に)勢いがついてきたところでの今回の豪雨被害で心が折れそうだという声をいただきまして、何とか元気づけに行くことできないかなと思って」