新潟県佐渡市の歌見地区にある棚田で6日、陸・海・空の交通事業者らが共同で“稲刈り”を行いました。

参加したのは日本航空新潟支店に、JR東日本新潟支社、そして佐渡汽船の従業員ら、およそ60人です。

農林水産省によりますと、新潟県内にある棚田の合計面積は全国1位で、8市町36地区に広がっているということですが、近年は担い手の減少や農家の高齢化によって、その保全活動が難しくなりつつあります。

交通事業者の3社は春に田植えも行っていました。

【日本航空新潟支店 長谷川聖菜さん】
「春に植えた稲がこのように育ったことがとてもうれしく思う」

【日本航空新潟支店 筒井玲子支店長】
「棚田の役割とか価値というものをより多くの方に知っていただきたいなと。活動自体が活性化して持続可能なものにできたらなと」

3社は今後も、社会貢献とともに棚田の魅力も発信していきたいとしています。