ふるさとの川の豊かな環境を守っていこうと、岩手県宮古市の閉伊川で幼稚園児によるヤマメの稚魚の放流が行われました。

7日閉伊川の河川敷に集まったのは、近くにある、そけい幼稚園の年長児29人です。


子どもたちは閉伊川漁協の職員からヤマメの生態について説明を受け、水槽の中にいる稚魚に触らせてもらうと歓声を上げていました。
この後、バケツに移されたヤマメを受け取って、川に放していました。

(園児は)
「かわいかったしすごかった。元気もあってすごかった」

漁協は合わせて3500匹のヤマメを閉伊川に放流しました。
放流されたヤマメの稚魚は、3年から4年で大きいもので70センチほどのサクラマスに成長するということです。

子どもたちはヤマメが育つ環境を守る大切さを感じ取っていました。