
アンドリューさん
「わたしがアメリカの球団で働いて、さまざまな仕事をしていたが、広島東洋カープのインターンシップで日本に来ることになった」

「カープ球団で働いたのは6年間。その後も広島に残って、翻訳や通訳などをしていた5年前、ある会社から誘いを受けました」

― どんな仕事?
「不動産会社で働いています。こちらが、良和ハウスインターナショナルになります」

広島市に本社を置く不動産会社です。アンドリューさんは、この会社で特別な業務にあたっていました。

良和ハウス 広報部 アンドリュー・ギブラーさん
「この会社のオーナーさんから国際営業チームを立ち上げてみないですかという大きな話がありまして…」

「振り返って自分も日本に来たときに(部屋探しは)けっこうつらかったので、チームを立ち上げるのはすごくいいなと思って。外国人専門店舗で勤務しているんですけど。中国語・英語・ベトナム語・スペイン語…、あと、全部で7か国語、在籍している外国人スタッフがいます」

実はアンドリューさん、広島で住まいを探している外国人を相手に物件を紹介するチームのメンバーなんです。

スタッフは、アンドリューさんを含む8人の外国人。外国人を専門にして不動産をあっせんするのは、地方ではあまり例のない事業だということです。
この日は、引っ越しを計画しているアメリカ人夫婦にリモートで物件を紹介していました。

アンドリュー・ギブラーさん
「小さな犬、ペット、10キロ以内、ダックスフント、かわいい」

夫婦はペットと一緒に住める家を探していたようです。

アメリカ人夫婦
「不動産用語とか、いろいろ悩むところあるので、英語ができる不動産があることは助かります」
広島県内で働く外国人はコロナ禍で減少するまで毎年、増えていました。比例するように良和ハウスインターナショナルでの契約数も伸びてきました。

アンドリューさんたちは、外国人にどのような物件を紹介しているのか。おすすめの部屋を案内してもらいました。

良和ハウス 広報部 アンドリュー・ギブラーさん
「どうぞ」