90歳を超えた選手も出場し、元気なプレーを見せました。75歳以上のシニアチームによるサッカー大会が3日、宮城県松島町であり、年齢を感じさせない白熱した戦いが繰り広げられました。

松島町で開かれた大会には、県内のほか山形や神奈川などから10チーム、およそ150人の選手が出場しました。8人制で行われた試合。ピッチ内を元気な姿で駆け回っている選手たちの年齢はというと、なんと75歳以上。皆、年齢を感じさせない動きを見せていました。

秋田の選手(76):
「中学1年生の11歳から65年。とりあえず優勝を狙う」
宮城の選手(75):
「チームゲームでみんなで協力しあって、みんなで守り、みんなで攻めるのがいい。東京や神奈川の人たちとの交流が一番いい」

出場した選手の最高齢は、1931年生れの御年92歳。仙台市に住む西巻四郎さんです。

出場選手で最高齢 西巻四郎さん(92):
「恥ずかしくならないように頑張ってみたい」

15歳からサッカーを始めたという西巻さん。大きな声を出しながらボールを追いかけていました。

出場選手で最高齢 西巻四郎さん(92):
「ボールはあまり来なかったが、それなりに良かった。チームづくりが一番いい。これからも一人でも多くのサッカーマンとのふれあいを大事にしながら続けていきたい」

今年で7回目を数えるシニアのサッカー大会。75歳以上と80歳以上のチームの2部制で、4日もリーグ戦が行われます。