巨大地震と津波を想定し、初動対応や連携の手順などを確認しようと、東北地方整備局が2日、防災訓練を行いました。
防災訓練には東北地方整備局をはじめ、陸上自衛隊や仙台管区気象台の職員などおよそ3300人が参加しました。
訓練は、岩手県沖を震源に最大震度6強の地震が発生し、津波が観測されたという想定で行われました。
職員らは沿岸を飛行するヘリの映像を確認したほか、東北各地の職員からの被害情報を集約するなどして初動対応を確認しました。

国土交通省東北地方整備局・齋藤茂則総括防災調整官:
「初動の対応が今回の訓練の1つのテーマ。そこを着実に迅速に行うことでそれに続く復旧復興の早期の対応につなげていければ」
この訓練は、東北地方整備局が毎年行っているもので「日本海溝や千島海溝で発生が危惧される巨大地震に備えたい」としています。