JR九州は新入社員に「入社券」

多くの企業で内定式が行われていて、JR九州の社会人採用の入社式は列車の中で行われました。

午前10時ごろ、JR吉塚駅には新入社員を乗せたJR九州の観光列車「36ぷらす3」が到着しました。

辞令交付では古宮洋二社長が、座席に座っている新入社員一人一人に、切符に見立てた「入社券」を手渡しました。

JR九州 古宮洋二社長「今まで皆さん方が感じてきたこと、学んできたこと、経験してきたことをJR九州グループの中で生かしてほしい。」

採用されたのは20代から40代の33人で、サービス業から転職した藤屋夢美さんが新入社員代表として挨拶しました。

JR九州 藤屋夢美さん(22)「今まで培ってきた経験や知識、能力を十二分に発揮し、JR九州の発展に寄与できるよう日々努力して参ります。」

列車内で行う入社式は初めての試みで、JR九州は心に残る入社式にしたいと企画したということです。