「発言のぶれ」懸念材料に

早期の解散総選挙に踏み切る意向を示した石破総理について政治ジャーナリストの武田一顕さんは・・・・・

政治ジャーナリスト 武田一顕さん「石破さんは最初の、総裁選の第一声なんかは予算委員会をちゃんとやろうといったわけですよね。自分が総理に当選した場合は。ところが実際に当選したら早くやったほうがいいだろうという進言を受けた。森山さんが幹事長を引き受ける条件として早期解散だと言っていた、という風にも聞いていますからそれも大きく作用した。何よりも野党側の戦う姿勢が整わないうちに早くに解散総選挙をしてしまおうという狙いが透けてみえます」

武田さんは、石破総理の「発言のぶれ」が解散総選挙にも影響を与える可能性があると話します。

政治ジャーナリスト 武田一顕さん「(1998年橋本内閣)橋本龍太郎さんが参議院選挙で、選挙中の発言がぶれたことによって当時人気だったのにかかわらず惨敗したことがありましたから、その点で石破さんが言っていることが変わったという点はかなり大きな懸念材料になっています」