■新型コロナが与えた影響
ーーやはりコロナの影響は大きいですか?齋藤訓之氏:
家から出ないパターンが定着してしまったので、リアルのお店としてはつらいところですね。ファミリーレストランだけでなく、どの会社も非常につらい思いをしています。
落語家 立川志らく:
ファミレスは家族で今もよく行きます。ロイヤルホストのカレーなんかめちゃくちゃ美味しい。私あそこはカレー屋だと思ってるからね、カレーしか食べない(笑)。
でも(ファミレスは)結構潰れてますね。閉店が多い。家の周りでも行ってたファミレスが3種類全部なくなっちゃった。
ーーここ最近、急に苦境に立たされているんですか?
齋藤訓之氏:
コスト高などで、ここ10年ぐらい、あらゆる外食産業はつらい思いをしてきたところです。そこにコロナもあってお客さんが減ったという状況があります。
撤退するときは撤退して、もう一度出られるときはときは出る、というのがチェーン店の一つの力なので、減っていくという数字が出ていますが、長期的に減りっぱなしではないと思います。
コメンテーター 高橋ユウ:
ファミレスは子どもと行ったりしますけど、お子様メニューがすごく豊富だったり、おもちゃのプレゼントだったり、離乳食のような柔らかいご飯も出してくれたり、本当に便利なので、なくなって欲しくないという思いがあります。
■ファミレスの正念場 今後必要なことは?

Food Watch Japan編集長 齋藤訓之氏:
外食で利用したいと思えるような専門性を持った店舗を増やすなど、はっきりとした強みが必要です。今後ファミレスがどのように変化していくのか期待したい。
恵俊彰:
これから巻き返しもあるんですか?
齋藤訓之氏:
あると思いますね。これまでも時代によっていろいろピンチがあったんですが、それをうまく盛り返してきた歴史があります。
(ひるおび 2022年9月6日放送より)