52年前の9月29日…日中国交正常化
今回の事件に際し、中国外務省は「反日教育はない」と明言。

しかし、事件が起きたのは93年前、日本が中国東北部を占領するきっかけとした柳条湖事件の日で、日本人の間では警戒する日とされていました。
振り返れば、今から52年前、日中の国交が正常化。
友好の機運は盛り上がりを見せ、両国の結びつきは深まります。

ところが、日中関係の転機となったのが2010年の中国漁船衝突。
さらに2012年には、民主党・野田政権で尖閣諸島が国有化されると、各地で反日デモが拡大。日中関係は過去最悪と言われました。
その後、中国は南シナ海などへの海洋進出など、急速に覇権主義を強めます。
8月も、軍用機や艦艇が日本の領空・領海に相次いで侵入。

一方で日本側も、25日、海上自衛隊の護衛艦に、初めて台湾海峡を通過させました。
中国外務省 林剣 報道官
「台湾問題は中国の主権と領土保全、中日関係の政治的基礎に関わる問題で、越えてはならないレッドラインだ」














