商業施設の喫煙所で、当時17歳の少女にわいせつな行為をしたとして、不同意わいせつの罪に問われている男の裁判が富山地裁で行われ、検察側が懲役3年を求刑しました。被告の男は『ノリでいけるかな』という軽はずみな気持ちで行為に及んだ一部始終を語りました。

不同意わいせつの罪に問われているのは、新潟県長岡市に住む29歳の男です。

起訴状などによりますと被告の男は、ことし5月20日午後10時半ごろ富山市内の商業施設の喫煙所で当時17歳の少女に対し、同意を得ないまま唇にキスをし、胸部を手で直接もみ、下着の中に手を差し入れて陰部を触るなどのわいせつな行為をしたとされています。

9月26日、富山地裁で開かれた初公判。罪状認否で、被告は起訴内容を認めました。

スーツ姿で、マスクをし、黒い髪は目を覆うように伸びきっていました。