全国からファンが続々 自分の住む街に誇りを持って

その他にも建部町の桜やイチョウなど自然豊かな地元の魅力を詰め込んだといいます。地元愛溢れる新キャラクターを一目見ようと神吉さんの両親が経営する建部町の揚げピザ店にもファンが詰めかけていました。

神吉さんが描いた別のキャラクターと記念撮影する人や…グッズを持ち歩く人も…。

(朝一番に訪れたファン)
「初日なので一番乗りで来ました。開店すぐぐらいに来ました」

(東京から来たファン)「全部スタンプ集めます!よろしくお願いします!」

中には、この日のために仕事の休みをとり、東京から駆けつけたという熱烈なファンも!

(東京から訪れたファン)
「神吉先生のイラストじゃなかったら岡山まで来なかったかもしれないです。他のイラストレーターさんはここまで、耳の中のふわふわ感とか、しっぽの細かいところとか、描かれている方があんまりいないので、そこが本当に好きになりました。東京にあったら、1週間に1回、いやもっと行きたいな、いや~あの~仕事帰りに行きたいですね。北海道からでも行きます!」

(イラストレーター 神吉李花さん(建部町出身))
「ありがとうございます」

ファンは身近にもいます。神吉さんの両親です。小さい頃から絵を描くことが好きだった娘をずっと応援しています。

(神吉一男さん)
「温泉キャラにしたの最高よな。じゃあ建部にってカップルで来る人増えるよな。それすっごいいいアイデアだと思う、さすがだわ~」

(イラストレーター 神吉李花さん(建部町出身))
「よかった、狙いました」

神吉さんは、地元で暮らす若い世代にも建部の魅力を再発見してほしいと考えています。

(イラストレーター 神吉李花さん(建部町出身))
「建部の若い子たちに、自分の街を誇らしく思ってほしいなというのが一番あって。自分たちがお祭りで着ている服を(キャラクターが)着ているんだというふうに思ってもらって、そのキャラクターを生み出している建部という街ってすごい街なんだと思ってもらうのが一番」

神吉さんのイラストと建部の街を楽しめるイベントは11月24日まで開催されています。

【スタジオ】
ー神吉さんも思い出と話す「建部祭り」は、約400年続く岡山県重要無形民俗文化財に指定されている祭りです。今年も10月13日に開催される予定です。