大阪府堺市で起きた妻子殺害事件で、指名手配中のブラジル国籍の男が友人に「娘は殺していない」などとするメッセージを送っていたことがわかりました。

 ブラジル国籍のバルボサ・アンデルソン・ロブソン容疑者(33)は、今年8月に大阪府堺市の集合住宅で妻の荒牧愛美さん(29)と長女のリリィちゃん(3)を殺害した疑いで指名手配されています。

 JNNは事件後にバルボサ容疑者と連絡を取ったという友人とのSNSのやり取りを入手。その中でバルボサ容疑者は「私は妻を殺しただけ」「娘をブラジルに連れて行きたかったが妻が激怒して(私が)トイレに行っている間に妻が娘を殺した」などと主張していました。

 一方、大阪府警は現場の状況などからバルボサ容疑者が2人を殺害したとみて捜査しています。

 バルボサ容疑者の弁護士はJNNの取材に「今回のことを明らかにする準備をしている」とコメントしています。