貯金取り崩すことも・・・家族からの手紙が原動力に

木下さんたちは、これまでにウィッグを全国で680人の子供たちに無料でプレゼントしてきました。

ウィッグの製作費は、ふるさと納税の寄付金や福祉機構からの助成金などで捻出していますが、足りない時には自分の貯金を取り崩すことも。
パルサポートキッズの会 木下道太理事「無料でプレゼントしているので実際のところはすごい資金が必要で、四苦八苦しながらやっているのが実態」
それでも活動を続ける原動力の一つになっているのが、子供たちから届く感謝の手紙です。

ウィッグが届いた子供からの手紙「毛が抜けてきた時はどうしようと思っていたけど、ウィッグのおかげで毛が抜ける時の不安がなくなりました」
母親からの手紙「『外には行きたくない』と言っていた娘でしたが、ウィッグが届いて『外にご飯食べに行こうかな』と言ってくれました」
パルサポートキッズの会 木下道太理事「一つ一つ読んで、感動するというか、我々がやっている活動というのを継続しなくちゃとすごい感じますね」