SNSで投資話をもちかけて金銭をだましとるSNS型投資詐欺などの被害を防ごうと、金融機関の窓口で活用するチェックシートが寄贈されました。

24日は、県金融機関防犯協会と一般社団法人県銀行協会が、金融機関の窓口で使うチェックシート4000部を県警察本部に贈りました。

SNS型投資詐欺などの被害が県内でも急増する中、チェックシートでは、「必ずもうかるなどと言われ、投資や暗号資産の購入を勧められた」などの質問項目があり、高額な現金を引き出す人や振り込む人に答えてもらうことにしています。

このチェックシートは、各警察署から県内すべての金融機関459か所に配布されることになっています。

県警によりますと、県内では今年、SNS型投資詐欺やロマンス詐欺の被害額が、先月末までに5億円に上っているということです。