秋以降、蚊の繁殖が活発に

今年の夏は猛暑で蚊の産卵場所となる水たまりができにくい状況が続いていましたが、秋以降は蚊の繁殖が活発になると予想されています。

産卵場所になる水たまりを小まめに掃除して

エアコンの室外機近くや植木鉢の皿など、水たまりの水深が2~3ミリ程度あれば、蚊の産卵場所になるということです。

産業医科大学 非常勤講師 「三共消毒」顧問 荻野和正さん「ヒトスジシマカは、ペットボトルのキャップに入った水たまりでも発生しますし、水たまりで産んだ卵がふ化して、5日ぐらいあれば成虫になりますので、かなりの数が出てくると思います。」

家の周りでは産卵場所になりそうな水たまりを小まめに掃除することで、蚊の発生を減らすことができます。

産業医科大学 非常勤講師 「三共消毒」顧問 荻野和正さん「いますね、ボウフラが・・・これです、うにうにしているの。これが蚊の幼虫です。このような家の裏の蛇口の下の水たまりとかをちゃんと掃除してないと、雨が降った後とかでも水が溜まって蚊の発生源になりますので、この時期は特に気をつけてきれいに水が流れるように。」

また、蚊の幼虫であるボウフラのを駆除するために、市販されている薬剤を使うのも効果的だということです。

産業医科大学 非常勤講師 「三共消毒」顧問 荻野和正さん「蚊が発生する水たまりを減らすか、あるいは定期的に薬をまくかということが必要になると思います。あとは蚊の成虫が休息する草の陰ですね。ヤブカラシとかはよくいろんな所で生えていて、この裏とかに蚊が休息しやすい。しかも花がすぐ咲くので、これが蚊の成虫のエサになりやすいので、草刈りもたまに必要です。」

刺されるとかゆみだけでなく、感染症のおそれもある蚊。

これから涼しくなる秋にかけても注意が必要です。