東日本大震災の津波で被害を受けた沿岸部に緑を取り戻そうと、宮城県石巻市南浜地区の復興祈念公園で23日、地域のボランティアがハマナスなどの苗木を植えました。
石巻南浜津波復興祈念公園で行われた植樹活動は、環境保全に取り組む「イオン環境財団」が実施したもので、地域のボランティアおよそ500人が参加しました。

参加した人たちは、池沿いに散らばってハマナスやハマギクなど5種類の苗木、およそ1400本を植えていきました。この公園では、被災した沿岸部に緑を取り戻そうと「復興の森づくり」が進められていて、これまでに10万本以上が植樹されています。

参加した子ども:
「土を掘るとき土が硬くて大変だった」
「経験をしたことがないことがいっぱいだし、他の子と仲良くなれた気がした」「私たちが大きくなるように、木も私たちを超えるくらいの大きさに頑張ってなれるといいなと思った」
参加した人たちは、苗木が大きく育つことを願いながら協力して作業を進めていました。イオン環境財団は、2019年から「復興の森づくり」への参加を続けています。