■「中間報告は差し控えたい」未だ費用総額は“不透明” いつわかる?

井上キャスター:
9月5日に行われた国葬の費用について、野党ヒアリングについてです。

海外から一体何人来るのか、もう国葬まで2~3週間ですから、もうわかってるんじゃないですかというところですが、外務省担当者は「海外からの参列者について返事をいただいていない国もあるので、日々変わっていく数字を中間報告するのは差し控えたい」としています。

では例えば、比較対象として即位の礼の金額があります。
即位の礼(2019年)は2600人が参列し、警備費は約38億円。今回の参列者は6000人で約2倍だが警備費も約2倍なのかといった質問があると、警察庁担当者は「即位の礼には複数の行事が含まれているが、今回の国葬は1日のみの行事。単純比較はなかなかできない」ということで、費用面については今のところまだ全く出てきていないということです。

ホランキャスター:
確かに決まっていないところもあるでしょうから、確実に細かいところまで、今わかっているということはないにしても、何となくこれぐらいですというものがないと、そもそもイベント成り立ちませんので、その何となくの部分も、大体これぐらいですっていうのも教えていただけないものなのかなというふうに思っちゃいますよね。

田中氏:
憶測にしかなりませんが、通常の場合、何か大きな催しをしなければいけないときに、最悪これぐらいの値段なんだということは、一番大きく見積もるのではないかというふうに感じてしまいます。大きく見積もってみて、これだけ減らすことができましたの方が理解はできるのですが、今までの状況だと、どんどん上がっていくようにしか見えないというところは、私たちはやっぱり推測してしまいますよね。わざと安く見積もっているように見えるのではないかというふうに考えてしまいます。