点滴しているのはアルツハイマー病の新たな治療薬「レカネマブ」です。こちらの女性が九州で初めて投薬を開始しました。

アルツハイマー病は、脳内の神経細胞に、アミロイドβというタンパク質が過剰にたまり、徐々に脳が萎縮することで認知症を発症すると考えられています。

「レカネマブ」はこのアミロイドβを減らすことで病気の進行自体を抑える薬として、国内で初めて承認され、去年12月から保険適用がはじまりました。

1年半の間、月に2回、医療機関での点滴治療を行います。以前は月25万円ほどだった費用は、保険が適用され、こちらの病院では月に8000円から14万円です。