シードルに合うのはどんな料理?シェフが教えます

『美術館』には、「cafe&shop BRICK」が隣接していて、シードルや県産の食材を使用した多国籍料理を楽しめるんです。

俵谷理瑶アナウンサー
「天井が高くてすごく開放感がある空間ですね。お店も赤やオレンジを基調としていて、とてもぬくもりを感じます。とても素敵な店内ですね。後ろにあるタンクがちょっと気になるんですが、これって?」

cafe&shop BRICK 平山力希 シェフ
「こちらのタンクでは、シードルを造っていて、ここで造ったシードルも店内でお料理と一緒に楽しむことができます」

俵谷アナが気になったタンクは、併設するシードルメーカー『A-FACTORY 弘前吉野町シードル工房』のもの。

シードル造りの雰囲気を感じながら、おいしい料理と一緒に味わえるということで、さっそくシードルをいただきます♪1杯目は、いい香りが漂う『王林』と『ジョナゴールド』を使ったシードル『弘前吉野町 ミディアム』(1100円)。

俵谷理瑶アナウンサー
「うん、おいしい。口に入れた瞬間にりんごの華やかな香り。スッキリとした酸味がきますね。そして、後からほのかに苦味もあるので、とってもバランスが良いです」

お酒にはお供も重要!平山シェフのおすすめは、『ミラノサラミとモッツァレラチーズ温泉卵のガレット』(750円)。シードルとの相性は抜群だといいます。

俵谷理瑶アナウンサー
「黄身が絡んで、おいしそうですね。モッチモチです」

ガレットに使用しているのは、弘前市に隣接する西目屋村産のそば粉。モッチモチの生地の中には、モッツァレラチーズとイタリア産のミラノサラミが隠れています。

俵谷理瑶アナウンサー
「塩気がちょうどいいですね。生地も本当にふんわりモチモチで、チーズとスパイスが効いていて、とってもおいしいです」

さらにシードルと合わせると、どんな味わいになるのでしょう?

俵谷理瑶アナウンサー
「あ~合いますね、シードルに。ガレットのサラミだったり、ちょうど良い塩気のものと、酸味と苦味のバランスが良いシードルが本当にお互いを引き立て合っていて、よく合いますよね」

cafe&shop BRICK 平山力希 シェフ
「チーズとか卵のようなコクのある料理を、シードルの炭酸の軽やかさが流してくれるので、軽くひと皿食べられちゃうと思います」

おしゃれな料理を堪能した俵谷アナ。ここで、ふと疑問に感じたことを平山シェフに聞いてみました。

俵谷理瑶アナウンサー
「“ガレット”って何料理ですか?」
cafe&shop BRICK 平山力希 シェフ
「フランス料理ですね。現地でもガレットとシードルは定番の組み合わせで、皆さんに愛されています」

せっかくなので、俵谷アナもう1杯いただきます!

今度は、先ほどよりも少し甘めのシードル『弘前吉野町 スウィート』(1100円)をチョイス♪

俵谷理瑶アナウンサー
「りんごそのものの果汁感というか甘さが、先ほどのものよりも強まりました。甘さはもちろんなんですが、その後にやっぱり上品なビター感、渋みが来る」

赤レンガと木のぬくもりに包まれながらいただく地元産のシードル。至福の時を過ごせます。続いては、『生シードル』という気になる名前のシードルを求めて弘前駅へ移動します。