日本銀行がまもなく金融政策を発表します。政策金利を据え置くものとみられるなか、注目されているのが植田総裁の会見です。中継でお伝えします。
「今回は無風」との見方が大勢のなか、外国為替のディーリングルームは前回7月より落ち着いた雰囲気で、ドル円相場は現在1ドル=142円50銭前後で取引されています。
この2日間はやや円安・ドル高傾向ですが、その背景にあるのはアメリカの利下げペースが想定より緩やかになるとの見方です。そして、アメリカ経済が軟着陸するとの期待感からダウ平均は史上初めて4万2000ドルを突破。
この流れから日経平均が一時800円以上値上がりしました。
日銀はこうしたなか開いている金融政策決定会合で7月利上げの影響を見極めていますが、自民党総裁選を目前に控えていることもあり、政策金利は維持するとみられています。
ただ、非常に注目されているのが午後の植田総裁の会見です。
前回の会見では、さらなる利上げへの意欲的な姿勢が一部で“サプライズ”だと受け止められたこともあり、金融市場が大混乱。
内田副総裁が「市場が不安定ななかで利上げはしない」と火消しに走る事態となり、日銀内部からは「市場との対話は失敗」などの声が漏れました。
経済と物価の現状、そして今後の利上げペースなどについて、植田総裁はどのようにメッセージを発信するのか。反省を活かした対話が求められています。
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