「連立政権では国民の期待する政権はできない」

もしも次期総選挙で自公を過半数割れに追い込んだとしたら…。その場合の連立を含む政権構想を聞いた。例えば他党の党首を担いでなら連立政権が可能だとしたら…

立憲民主党 泉健太 代表
「この政治の世界あらゆることがありうる。自民党が割れてその一部と何かをするかもしれない。公明党が政権を離れ立憲とやるかも…」

立憲民主党 吉田晴美 衆議院議員
「あらゆることがあるかもしれないがやはり立憲民主党がその先頭に立つ。そうでなければこの政権交代の意味はない。(野党第一党から総理を出さなければ)意味がないと私は思う」

立憲民主党 枝野幸男 前代表
連立政権では国民の期待する政権はできない。細川政権も民主党政権も(連立だから短命だった)今度3度目ですから…。政権を回すって事考えたら他党を担ぐなどあり得ない」

立憲民主党最高顧問 野田佳彦 元総理
私の場合は自分の経験値を生かそうと思って今回挑戦してる。そうでないなら他の方にやってもらえばいい。経験値を生かすなら(維新の)馬場さんは私より経験はない…。私を支えてくれるなら(連携も)あるでしょうが…。(国民の玉木さんを担ぐことは?)玉木さんより私の方が経験がある」

ジャーナリスト 後藤謙次氏
「私は政権を取るためには裾野が広くなきゃいけないと思う。そこで枝野さんに伺いたい。前原誠司さんとなら手を組めるんじゃないですか?」

立憲民主党 枝野幸男 前代表
「前原さんが一個人無所属であるなら可能性は否定しませんが、維新の党に入られたら向いてる方向が新自由主義と支え合う社会で違いますから…。無所属の前原さんとは何のわだかまりもありませんから。(前原さんが維新を引っ張ってきたら?)維新が新自由主義的な考え方、あるいはカジノを勧めるとか大阪都構想のような考えをやめてくれるなら大歓迎です」

立憲民主党 吉田晴美 衆議院議員
「私はとにかく、しがらみのない吉田内閣で…ワクワクする日本にしなきゃ…」

ふと出た“吉田内閣”という響きだけが妙に心に残ったのは年寄りだけか…。いずれにしても今回の代表選。近くあるであろう解散総選挙に向かう“準決勝”という位置づけ。決勝戦で果たして政権交代なるか…

(BS-TBS『報道1930』9月17日放送より)