スカスカ禁止! みんなの“袋代節約術”は?

熊崎キャスター:
さて、ごみ袋が有料化されている66.7%の自治体のうちの一つが東京都八王子市です。有料化されたのは2004年で、40リットルのごみ袋が10枚750円で売られています。

現状、八王子市は1人あたりのごみ排出量が日本一少なくなっています(人口50万人以上の市町村)。また、集積場から戸別収集に変えたというのも特徴ですが、八王子市ではどんな工夫をしているのでしょうか?市民の方々に聞きました。

Q.年間の出費にすると?
八王子市民(50代)
「1万円弱はかかるのかな」

八王子市民(40代)
「なんでここの市だけこんなに払わなきゃいけないのかな」

10年前に無料の地域から引っ越してきたという渡辺直子さん(40代)は、夫と娘と3人暮らしです。

ごみを出す日に心がけていることは「1袋に収めるために、いかに容量を小さくするか」だといいます。

袋代を節約するためにひとつの袋にまとめており、キッチンの大きなごみ箱を見てみると、有料の袋ではありません。なぜなら「大きい袋をセッティングしちゃうと、その容量にごみが満たなかったときもったいない」からだと話します。

つまり、有料のごみ袋がスカスカだともったいないため、集まったごみの量を見て大きい袋か小さい袋かを判断しているそうです。

有料の袋に詰め替えるときには「(1袋に)たぶん収まらないなと思うんですけど、収まるように無理矢理入れます。ギュウギュウにして、ギリギリ結べるぐらいまで入れます」とのこと。

一方、八王子に住んで4年という大学生(21)は「生ごみとかはちゃんと乾かしてから捨てる。一晩中(袋を)開けといて、乾かしてから捨てるようにしてます」と工夫を教えてくれました。