中小企業政策をどうしていくか。そのヒントになったのが、この愛媛にありました。

2012年、我々が政権復帰をして、私は、経済産業大臣に就任をし、日本経済の再生、そしてまた中小企業の振興と、これを担ってきました。

中小企業政策をどうしていくか。そのヒントになったのが、この愛媛にありました。

まさにこれです。今治タオル。

かつて、非常に厳しい状況に置かれていた、繊維産業、地元の産業が新しいブランディングと、そして海外展開によって、全く生まれ変わる。

地域の地場産業も生産性を向上し、そして付加価値を高め、海外展開することができるんだ。

そのための有効な支援策を国も取っていくと、この今治タオルのようなモデルを、私はこれから全国に展開することによって、地域の中小企業、小規模事業者全体の99.7%、地方で言えば雇用の8割9割を支えている、こういう小規模事業者を支援をしていきたい。そんなふうに思っています。