1月の能登半島地震から8か月余り、「食べることで被災地を応援しよう」という取り組みです。

長野市にある県庁の食堂。

大きな鍋で作られたのは、カレーです。

17日に提供された特製のカレーには大きな「ブナシメジ」がたっぷり。

このキノコ、実は1月の能登半島地震を生き抜いた「奇跡のぶなしめじ」なのです。

飯綱町に本社を置くキノコ生産の「ミスズライフ」の能登工場。

元日、震度6強の地震で栽培中の瓶およそ280万本が被害を受けました。

しかし、一部はキノコの菌が生き残って生育。

会社では「奇跡のぶなしめじ」と名付けて販売することにしました。

能登生まれのシメジを食べて被災地に思いを馳せてほしいと3日間限定で実現した県庁での提供。

味を聞いてみると…。

食べた人:
「大きなシメジが入ってる」
(ほかのシメジとの違いは?)
「味が濃いですね」
食べた人:
「きのこの香りが少し強いような気がします。とてもおいしい」

「奇跡のぶなしめじ」の特徴は大きさと、うまみ成分の多さで、震災で通常より栽培期間が延びたことが影響したと見られます。

「偶然」が生んだともいえる特別なブナシメジは、9月末をめどに出荷を終える見込みです。

ミスズライフの担当者:
「一生つくらない、二度と食べれないぶなじめじでございますので」

売り上げの一部が義援金になることもあり、県庁での販売会には大勢の人が訪れていました。

買った人:
「石川の皆さんにこれからも頑張っていただきたいので買わせていただきました」

今後、能登地方での振る舞いも計画しているということです。