自宅に火を付けて全焼させたとして、現住建造物等放火の罪に問われた女。20年近くの間、浪費や不倫を繰り返し、そのたびに家族から𠮟責された女は「自分が生きていれば家族に迷惑をかけてしまう」との思いから自殺を図ったといいます。双極性障害や知的障害があったという女が裁判で語ったこととは。
初公判「間違いございません」 検察と弁護士の冒頭陳述は?
現住建造物等放火の罪に問われているのは、島根県内に住む女(50代)です。
起訴状などによりますと、女は2023年7月、夫と2人で住む自宅に放火しようと、チラシなどが入っていたゴミ箱の中に、ライターで火をつけた新聞紙などを入れるなどして火を放ち、その火を壁や天井に燃え移らせて、自宅を全焼させた現住建造物等放火の罪に問われています。
9月に開かれた初公判で、裁判官に起訴内容について間違いがあるか問われた女は「間違いございません」と答えました。