「盛り土内の水分が どのように変化するか計測」
(JR東海 技術開発部 新美利典さん)
「昨今、雨の降り方がより激しくなっている。現状の盛り土が、どのくらいの実力値を持っているかを把握しようと」

地球温暖化で経験したことがないような雨への対応が求められ、ここ“小牧研究施設”では2022年から「盛り土」にセンサーを設置。
今までの対策が有効なのかを調べるため、水分量のデータをとってきたと話すJR東海。
(JR東海 技術開発部 新美利典さん)
「実際に降るよりも強い雨を降らせた状況の中で、盛り土内の水分が、どのように変化するか計測している」

(桜沢信司 気象予報士)
「何ミリくらいの雨を降らせることができる?」
(JR東海 技術開発部 新美利典さん)
「散水装置では、1時間雨量200ミリまでの雨を人工的に降らせることができる」

(桜沢信司 気象予報士)
「1時間200ミリ!日本記録も153ミリですよ」
(JR東海 技術開発部 新美利典さん)
「今だけではなくて将来を見据えた取り組みということで、あえて高めの1時間雨量200ミリの試験環境で行っている」