200ミリの雨を2時間降らせる実験 2年間で20回以上

200ミリの雨を2時間降らせるこの実験は、2年間で20回以上実施。

その結果…

(JR東海 技術開発部 新美利典さん)
「今回詳細に見ても、これまでの対策が確かなものだと確認できて良かった」

JR東海は、ことし6月から静岡県内の実際の盛り土18か所にもセンサーを設置しモニタリングを行っています。

台風10号による雨では運休が相次ぎましたが、検証をさらに深め、将来的には規制値の引き上げも視野に入れているといいます。

(JR東海 技術開発部 新美利典さん)
「台風10号で、かなり長い時間列車を止めなければならなかった。過去の経験を踏まえて、より一段安全性を高めたい。お客様への影響を最小限にすべく、最適な運転規制を探っていきたいと思っている。ぜひ期待していただければ」

毎年のように各地で牙をむく自然災害。雨で1300本の運休を余儀なくされた大動脈、東海道新幹線。

「雨に負けない」安全運行は、永遠のテーマです。