住みやすい気温で移住者増 "避暑地" 軽井沢 児童が急増

東京カンテイ市場調査部の井出上席主任研究員によりますと「最近では移住先を選ぶ基準の一つに住みやすい気温を重視する人も増えている」といいます。

人気の避暑地である長野県軽井沢町は、住みやすい気温ということで、基準地価が最大14.3%上昇しています。軽井沢町の担当者は「気候などが後押しして、子育て世代を中心に移住者が増加傾向です」と話しています。
実際、移住者が増えたことで軽井沢西部小学校では児童数が急増し、5年前に比べて全学年で58人も児童が増えたそうです。教頭先生は「教室が足りずプレハブで対応している状態です」といいます。

また千葉県の勝浦市は1906年以降、35℃以上の「猛暑日」がないということで、ここ数年、移住の相談が増えているそうです。2024年現在の相談件数は去年と比べて2倍以上となり、勝浦市の担当者は「冬は寒すぎず、夏は暑すぎず、体に優しい街です」と魅力を話してくれました。
ホラン千秋キャスター:
移住したあとに、理想と違ったなという人もいるかもしれません。
元競泳日本代表 松田丈志さん:
お試しで移住体験ができる自治体もありますので、利用してみるのもいいかもしれませんね。