障害への理解を深める取り組みです。
「高次脳機能障害」は病気や事故によるけがなどで脳に損傷を負い、記憶力などが低下するもので、外見では分かりづらいことから「見えない障害」とも言われています。
こうした中、生活のための訓練などを実施する、当事者を対象にした通所教室の閉所式が宮崎市でありました。
県が昨年度行った実態調査によると、県内で高次脳機能障害と診断された人や疑いのある人は、少なくとも7000人余りに上ると推計されています。
県身体障害者相談センターでは、2022年度から県内で通所教室を開いていて、17日は、宮崎市の潤和会記念病院で行われていた通所教室の閉所式がありました。
今回の教室には6人の受講生が参加し、閉所式では一人一人に修了証書が手渡されました。
受講生たちは、4月から、障害についての講義や料理や買い物など、生活のための訓練を受けたということです。
(修了生)
「高次脳機能障害の不得意なこととか知れたので、これからはそのことを気を付けて生活していこうと思いました。早く就職できるように頑張って行きたいと思ってます」
「スタッフさんの力、協力があったもので、みんな達成できました。ほんとありがとうございます。新たな就職を希望しています」
今月26日からは宮崎市の宮崎保健福祉専門学校に教室が設けられ、4人が受講する予定で、県身体障害者相談センターは、来年度以降も通所教室を開きたいとしています。
病気や事故後に、高次脳機能障害に気づいていない人もいるということで、少しでもおかしいなと感じたら、県身体障害者相談センターへの相談や、医療機関を受診してほしいということです。
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