土地取引などの目安となる価格「地価」が17日公表されました。
初めて元日の地震の影響が評価に反映されていて、能登と加賀で明暗が分かれる結果となりました。公表された地価は、県が2024年7月1日を基準に県内291の地点で調査しました。
全体の平均変動率は増減ゼロで、2年連続の上昇から横ばいに転じ、土地の平均価格は一平方メートルあたり7万200円となっています。
記者リポート「輪島市中心部の河井町です。元日に地震や大規模な火事に見舞われたこちらの地域は大幅に価格が下落しました」

今回の地価調査では、能登半島地震の影響が顕著に現れる形となりました。
地価調査石川分科会 西郷悟代表幹事「河井町という地点があるけど、そこが14.8%下がって、全国第一位の下落になる」