台風14号が発生 次の三連休は全国的に大雨か

台風13号が15日までに奄美に接近しました。だんだん日本列島から離れていっていますが、それを追いかけるように台風14号が15日に発生して、台風の卵もあります。

南の雲のまとまりがとても気になるところで、熱帯から雨雲の材料が押し寄せてきます。涼しいけれど、雨雲の材料がやってくるとなると、前線の活動は活発になる可能性があります。

台風14号はスピードが速く、18日には沖縄に接近する見込みです。沖縄は荒れた天気になる恐れがあります。

本州方面は直接の影響はありませんが、台風が近づくことで前線の活動が刺激されて活発になってしまいそうなので、次の連休は大雨となる恐れがあります。

熱帯低気圧や台風の動きで雨の降り方が変わる可能性がありますが、21日(土)、22日(日)は全国的に大雨が降りそうです

気温の差が大きくなると雨雲が発達しやすく、猛暑の影響で日本海の海水温もかなり高くなっています。大雨になる材料が揃っているので、次の連休で大雨に関する情報に注意をしながら過ごしてください。

井上キャスター:
帯状に前線があると考えていいですか?

広瀬気象予報士:
そうですね、広い範囲で前線の影響を受けて大雨となる恐れがあります。

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<プロフィール>
気象予報士 広瀬駿さん
1989年愛媛県生まれ
気象予報士・防災士・健康気象アドバイザー
横浜国立大学大学院で台風を研究