都城市では、高齢者が住む家の家具を地震による転倒から防ごうとボーイスカウトの団員らが家具を固定するボランティアを行いました。
これは、「日本ボーイスカウト宮崎連盟都城第1団」が2020年度から都城市内の高齢者宅を対象に行っているものです。
16日は、ボーイスカウトの団員12人が3つのグループに分かれて都城市内の高齢者宅を訪問し、タンスなどの大型家具の転倒を防止する板や壁に家具を固定するL字金具などを取り付けていきました。
家具の転倒を防止する板には、「そなえよつねに」や「元気でいてください」など団員から高齢者に向けたメッセージが書かれています。
(高齢者は)「自分たちが出来るのは突っ張り(棒)ぐらいだと思っていたけど、こんな固定をしてもらったら本当に安心です」
(ボーイスカウトの団員は)「お年寄りの命を守りたいという気持ちで頑張った。今回のことを学びとして次の活動にも生かしていきたい」
16日は、都城市の山田地区と高崎地区の14軒でボーイスカウトによるボランティア作業が行われたということです。
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