9月23日に投開票となる立憲民主党代表選の討論会が仙台で行われ、4人の候補者が子育て支援や社会保障をテーマに論戦を交わしました。

仙台市青葉区のホテルで開かれた立憲民主党代表選の討論会。東北各県から集まった党員らを前に4人の候補者が論戦を繰り広げました。

立憲民主党 野田佳彦元総理:
「病気にならないように予防することを医療の中心に据える予防医療と健康づくりに視点を変えていくということを私は提案をしたい。医師会の影響を受けている自民党には絶対できません」

立憲民主党 枝野幸男前代表:
「介護にしろ医療にしろ子育て教育にしろ担い手は地域に住んでる。その人たちのお給料、そしてその人数を増やす。そこに流れた税金は地域でのお買い物になる。地域の経済を回していくエネルギーになるんです」

立憲民主党 泉健太代表:
「介護の現場の待遇改善をするというのは絶対必要だと立憲民主党としても法案を出してきました。引き続き取り組んでいく。介護の世界で働ける方々のお給料を上げていく。これは必ずやっていきたい」

立憲民主党 吉田晴美衆院議員:
「やりませんか国立大学の無償化、そして全国一律の給食の無償化。これ絶対自民党じゃできないですよ。ぜひ応援していただきたい。時間がかかるかもしれないけれども、腰を据えてやらなければいけないことが今あります」

また会場からは、現在の健康保険証が12月で廃止されることについて質問があがり4人全員が反対の立場を示した上で自民党政権への批判を強めていました。立憲民主党代表選の投開票は、9月23日に行われます。